釦録
萌えメモ的な何か
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友人からのリク絵を描こうとpixivを回っていたら、めちゃめちゃ萌える会話があったので、一部を拝借して小話書いてみますた。
萌える…!萌えるよ…!
くっそう、もっと有効活用したいのに、私の構成力と文才めが!憎い!
あとゲストリさん連載放置しててごめんなさいww
もう脳内では7話くらいまでできてるからさくさく進むかと思っていたんですけど、意外と書く時間自体がなくてアップできてないです。
でもちゃんと書くよ!
そういえば、拍手ぱちぱちして下さる方がいらっしゃるみたいで…
ありがとうございます!!
誰も来ねぇだろこんな僻地とか思って、チェックしてませんでしたっていうか設置したの忘れてましたすみません!!
見るようにします!!
【諸注意】
・トリ←コマ←サニみたいな感じ
・トリコさんのグルメ界帰還直後な感じ
・サニーちゃんが標準語な感じ(笑)
萌える…!萌えるよ…!
くっそう、もっと有効活用したいのに、私の構成力と文才めが!憎い!
あとゲストリさん連載放置しててごめんなさいww
もう脳内では7話くらいまでできてるからさくさく進むかと思っていたんですけど、意外と書く時間自体がなくてアップできてないです。
でもちゃんと書くよ!
そういえば、拍手ぱちぱちして下さる方がいらっしゃるみたいで…
ありがとうございます!!
誰も来ねぇだろこんな僻地とか思って、チェックしてませんでしたっていうか設置したの忘れてましたすみません!!
見るようにします!!
【諸注意】
・トリ←コマ←サニみたいな感じ
・トリコさんのグルメ界帰還直後な感じ
・サニーちゃんが標準語な感じ(笑)
「サニーさん、本当にありがとうございました」
かすかに聴こえるジャズと雨音の響く店内で、向かい合った松は一言一言を噛みしめるようにそう言った。今日の約束のための電話でももう何回も何回もその言葉を聞いたのに、松はまだ言い足りないらしい。元はと言えばオレの見栄も原因の一端だったのだから、こんなに感謝されるのは正直居心地が悪かった。
「んなに気にすることじゃねぇし…。とにかく、無事で良かったな。」
「はい、本当に良かったです。」
松はもう散々泣いただろうに、また涙ぐみそうな顔をした。
大きな瞳に水の膜が張って店の照明を反射してきらきらと光る。オレは以前から松の瞳の輝きをとても美しいと思っていたけれど、なぜか今はそれが面白くなかった。
ちょうどそのタイミングで料理が運ばれてきたこともあって、店と料理の話に切り替える。
「っでさー、トリコのやつ、このくりうにのパスタを一口で味わいもせず食べやがってよー!」
「あはは、それはトリコさんらしいですね。」
「この濃厚でまろやかな味わいはじっくり食べてこそわかるもんだし!」
「そうですね、ボクはくりうに初めて食べましたけど、すごくおいしいです!」
「っだろー?松ならわかってくれると思ってたし!」
同じテーブルで同じ料理を食べてその話をする。
松の短い指と小さな手が器用にフォークにパスタを巻きつけて、口に運ぶのを見る。
陶器に金属が当たる微かな音と、楽しそうな松の声が耳に心地よかった。
よくわかんねぇけど、
すごく調和してる気がする。
食事が終わり、皿が下げられた。
この後はデザートが運ばれてくる予定だ。ここはデザートもとても美しいから、松はまた大げさに喜ぶだろう。んだろう…最初はそーゆーとこ、うるさいしキモいと思ってたけど、どこかその反応を期待するようになってるオレがいる。
ヘンといえばヘンだな。
「ねえ、サニーさん」
「ん?」
「ボクにトリコさんのグルメ界行きを教えてくれたのって、ボクがトリコさんのパートナーだからですよね?」
“パートナー”という言葉を先に使ったのはオレだけど、松の声でそれを聞くと、ちょっと飲み込みがたい、ちくちくした感触が残った。
「まあ…パートナーの動向は知っておいた方がいいと思ったし…」
「それでボク、トリコさんとコンビが組めて、本当によかったなあって、思ったんです。」
「ん…どゆ意味だ?」
ちょっと松が言おうとしていることがわからなくて聞き返すオレに、松は説明しようと言葉を探す顔をした。松自身もよくわかっていない感情らしい。
眉間に皺を寄せてうーんとしばらく唸ったあと、おもむろに口を切った。
「たとえばですよ、野良犬が一匹いたとします。」
「うん?」
「その犬は、どこにいるか、いつ会えるかわかりません。野良だから。」
「うん」
「お腹を空かせているかもしれないし、凍えているかもしれないし、怪我をしてるかもしれないし、病気になっているかもしれません。
でもわかりません。野良だから。」
「うん」
「どうしたらいいと思いますか?」
「飼えばいいんじゃネ?」
そこで松はふっと笑った。
「そんな感じです。」
それはすごく優しい顔で、そしてどこか哀しそうだった。
「ボクは、そういう約束と権利みたいなものが、ずっと欲しかったんです、多分。」
返す言葉が見つからないオレを見て、松は誤解をしたのか「やっぱわかんないですよね」と言いながら誤魔化すようにあははと笑った。
それは誤解だし、松。オレはその気持ちはよくわかる。
そしてその気持ちの正体も知ってる。
でもそんなこと、教えたくないし。
運ばれてきたデザートのケーキを丁寧に美しく崩しながら、オレは次に松をどの店に誘うのかを考えた。今度はもっと明るく開放的で、のんびりとした気分になれる店にしよう。
久しぶりにあの男に依頼をしてみるのもいいかもしれない。
なあ、松。
オレだって、お前との約束と権利が、欲しいと思ってるし。
サニーちゃんはオトメンかつ漢らしいと思っているんですよね。
野良犬のたとえがさ!切なくてさ!いや、元ネタはそういうニュアンスで使ってなかったんだけど、私はぐわわってきたわけだ!
そしてその先にはメリバ待ってると思ってるんだ!だ、誰か分かるかな、この感じ…
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